事業計画って今作っているけど
本当にこの作り方でよいのか
分からないので
教えてください!
という質問を良く頂きます。
私は8年間経営企画として
事業計画を作っていましたので
その時の経験に、
経営大学院(MBA)や
(一社) 日本キャッシュフローコーチ協会
で学んだ理論を合わせ
私なりの
事業計画の作り方とそのポイントを
書いてみます。
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毎年この季節(年明け)になると、
来年度(4月スタート)の
事業計画(年計)を
立てていたのを思い出します。
4月からスタートするためには、
12月末から準備を始め
1月会社が始まったタイミングで
一気に事業計画立案を
大きく動かす必要がありました。
事業計画の立案は、
大きく言うと4つの
ステップに分かれています。
STEP1:進め方を決める
STEP2:今年度の見込みPLを作る
STEP3:次年度売上確定と利益試算
STEP4:次年度の利益計画の作成
当時どのように事業計画を
作っていたのか?
そのポイントとともに
コラムにまとめさせて頂きます。
あくまでも製造業の
事業計画(年計)の
立て方ですが、
全業種に応用がきくと思います。
(なるべくそのように書いていきます)
参考になればこんなに嬉しいことは
ありません!
今日は
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進め方を決める!
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ということ
事業計画は
いきなり作り出すのではないのです。
まずは「進め方を決め」
それを関係者と握る
ということから始める
必要があります。
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事業計画を作る時は「進め方を決める」
ここを丁寧に設計する
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なんでいきなり言うんだ!
前提条件が全然違うじゃない!
そんなこと私は聞いていない!
それは私の担当ではない!
そうしているうちに、
事業計画を作っている側も
あれっこの前提でよかったのだろうか?
この人に頼みやすいからこれを頼もう!
となってしまう。
最初はよくこんな失敗をしました。
一度このような
声が上がると、
意思決定や議論のペースが
遅くなり、
事業計画立案のスピードが
落ちていきます。
スピードが落ちてくると
声の大きな人の意見が
通りやすくなったり
社員の皆さんの集中力も切れたりして
会社としてのエネルギーを
事業計画立案に結集させることが
できません。
その時は「進め方を決める」
ということが本当に大事になります。
では進め方を決めるとは
何を決めるのか?
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進め方でおさえるポイントは
大きく4つ
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ポイントは、大きく4つです!
1.前提条件・スケジュール
(含む役割分担)を作成し、展開すること
2.採算改善目標をしっかりと決め、
各部に展開すること
3.目標を提出する前に関係者を集め、
社長と一緒に各部が目指す姿を
ヒアリングをしていること
4.社員の方に対して、
事業計画(年次計画)説明会を実施している
この4つだと思っています。
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この4つのプロセスをきちんと踏むことが
できれば6割方は固まる
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これのプロセスをきちんと行えば、
あとは、計算がメインになってきますので
事業計画の6割は大方固まったようなもの。
つまり、
このプロセスを踏めていないと
事業計画は、
ただの絵の描いた餅になってしまう
ということです。
このプロセスを丁寧に進めていく
必要があります!
次のコラムでは、
1.前提条件・スケジュール
(含む役割分担)を作成し、展開すること
から書いてみたいと思います。
今日も最後まで読んで頂き
本当にありがとうございました!
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藤田拓也とは、
社長の「お金」と「人」の悩みを共に解決し、
ビジョン実現を通して、
関わる人の幸せの総和を最大化する
を使命に、
社長の右腕として、
共にビジョンと実行のための戦略を立案し、
組織の熱量を上げ、
実行まで支援する
「ビジネスコーチ」です。