コラム

事業計画の作り方 ~進め方を決める編 ② 前提条件~

事業計画を作る時に
事前に決めておく必要がある
ことがあります。

もちろん
会社によって違いますが、

これを事前に決めておくことが
できるかどうかで、

事業計画の質が大きく変わります。

製造業の事例をベースに
なぜ事業計画を作る時に

前提条件を事前に
決めておく必要があるのか?

前提条件として何を
事前に決めておくとスムーズなのか?

まとめてみました。

参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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前提条件・スケジュール(含む役割分担)を作成し、
展開することが事業計画を作る時の最初の一歩
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最初事業計画を作っていた時、
よくこんな会話が起こっていました。

 

おい!俺はそんなことを聞いてないぞ!

えっだってこっちの前提の方がいいかと思って。。。。

為替???A部署は、一ドル〇円だっていってたけど、
今日見たら一ドル 〇円。だからそっちで計算したよ。
お陰で利益増えたぞっ!

昇給分???なんだそれ?

えっ今日までに予算計画を提出するの?
俺聞いてないし。。。。

 

事業計画を作っている自分としては
こんなことを言われてしまうと、

まったく時間が足りなくなります。

事業計画を作る方としては、
1つ1つ個別の質問に対応しないといけない。

終いにはみんな好き勝手にやりだす。

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事業計画の土台(前提)が
揃っていないと混乱や手間が増える
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事業計画の土台が揃っていない。

土台とは、前提とスケジュール。

だから、
出てきた数字も補正したり、

再提出を依頼したり、

相手に督促をしに行ったりと、
全く事業計画の立案が
進まなくなる。

 

 

そんな、泣きそうになる日々を経験した時、

改めて、

「前提」と「スケジュール」を揃える
ということをまず固める大切さに気付いたのです。

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実際に製造業の事業計画を作る時に
使っていた前提は大きく8つの項目
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事業計画を作る時に
前提を決めていた8つの項目は、
以下の通りです。

①為替条件
②売価
③材料費
④直接労務費
⑤直接間材経費
⑥償却年数
⑦間接労務費
⑧間接経費

 

詳細です。

①為替条件

海外から購入する物、
海外に売るもの為替をどこでみるのか。

これをしっかりと統一しておく必要が
あります。

為替予約できているのであれば
それを使いますが、

できていないようであれば、
少し固め(自分の事業にとって厳しめ)

で予測を立てます。

②売価

売価をいくら位にするのか?

既に案件が決まっているものは
そのまま反映させますが、

未決定の案件などは、
予測する必要があります。

その時に、
1回目は〇〇百万円だけど、

2回目になると
設計費用が短縮なった分
値引きを要求される。

だからリピート案件で2回目は
1回目の▲10%値引き前提で
売上を見込むこと等

個別製品の場合は、
年次割引▲〇%を見込むこと

等を

社長や経営幹部同席のもと
営業部隊としっかりと握っていきます。

 

③材料費

材料の建値の前提も明確にします。
例えば、鉄、銅、アルミ等々
自社で良く使っている材料の建値などです。

これは、自社で使っている材料を
パレート図(大きい順)にならべ

その材料ことに、
今年の建値前提に漏れが
ないかをチェックをかけていく。

それも大事になります。

社長や経営幹部同席のもと
調達や購買部隊としっかりと握っていきます。

さらに、海外拠点の場合
本社(日本)からの部品購入費や、

海外他拠点からの
購入品費も前提条件を決めておきます。

もし自社の中で外注している場合は、
外注1時間あたり(1プロジェクトあたり)
いくらなのかも前提を決めておくと良いと
思います。

④直接労務費

製造業などは、
直接労務費(物づくりに携わっている労務費)の
労務レートも明確にしておきます。

要は、1秒当たりいくらかかるとするか?

その他、月の稼働時間の前提等も
明確にしておきます。

⑤直接間材経費

間材経費とは、
製造現場で使われるグリスや油脂など。

昨年の直接間材経費をベースに、
物価上昇をかけて1秒あたり
直接間経費がいくらかかるのか

これも明確にしておきます。

⑥償却年数

例えば設備の償却年数をどうするのか?

専用設備・汎用設備は84ヶ月、
型は24ヶ月、治具は36ヶ月

などを決めておきます。

今使っている機械をいつ買い替えるのか?
投資計画を作るために使うものです。

よって、設備の寿命を加味しながら考えます。

⑦間接労務費
物づくりに携わっていない人達、
人事総務・経理・経営企画や品質保証等の
労務費のことです。

人員計画に昇給分を加味したもので
労務費計画を作ります。

その費用が売上の何パーセントに
なるのかを試算をし、

売上にかける間接労務費レートも
試算をしておきます。

⑧間接経費

物づくりに携わっていない人達、
人事総務・経理・経営企画や品質保証等の
経費のことです。

福利厚生費や、教育費用等も
ここに含まれます。

その費用が売上の何パーセントに
なるのかを試算をし、

売上にかける間接経費レートも
試算をしておきます。

⑦、⑧は今後見積もりを
出す時に使います。

 

製造業を例に私が前提条件として
準備をしていた主に5つの項目について
書きました。

これは、業態によっても違うし
揃えないといけない前提が

どのようになるのかも
会社によって違いますので、

しっかりと見極める必要があります。

でもこの前提を
最初に決めることで

事業計画の精度が
一気にあがります。

参考になれば幸いです。

明日のコラムでは、
どんなスケジュールで進めていたのか
について書いてみたいと思います。

 

今日も最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。

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藤田拓也とは、

社長の「お金」と「人」の悩みを共に解決し、
ビジョン実現を通して、
関わる人の幸せの総和を最大化する
を使命に、

社長の右腕として、
共にビジョンと実行のための戦略を立案し、
組織の熱量を上げ、
実行まで支援する
「ビジネスコーチ」です。

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